創世記18章1節~15節
コロサイの信徒への手紙1章21節~23節

予告されている恵み

先日Wカップで、ドイツの蛸のパウル君がすべての予想が的中したといいまして、驚かせておりましたが、誰も蛸に予知能力があるなんて、信じていませんよね。

99歳のアブラハムと89歳の妻サラに来年、子どもができます。なんて言われたのですね。
今日の旧約聖書の箇所ですが、そんな、ばかな、とアブラムは笑ったのです。ドイツの蛸同様に、蛸なんかに予知能力なんてあるはずない、というように、我々の後期高齢者に出産さんて、絶対、ありえない、とあざ笑ったんです。

しかし、子どもができるんです。イサクという子が。「笑い」という意味(21章)なそうです。

実に主が予告している恵みは、そんな、ばかな、と笑いたくなるようなことです。コロサイ信徒への手紙1章21節~23節には、次のように書いてあります。
あなたがたは以前は神からはなれ、悪い行いによって心の中で神に敵対してきました。しかし、いまや、神はみ子の肉の体において、その死によってあなたがたと和解し、ご自身の前に聖なる者、きずのない者、とがめるもののない者としてくださいました。ただ、ゆるぐことなく信仰に踏みとどまり、あなたがたが聞いた福音の希望から離れてはいけません。この福音は世界中いたるところの人々へ述べ伝えられていて、・・・

主が、いまの私たちに、予告している恵み、イエスの十字架の罪の赦し、とこしえの命、使徒信条で告白していることです。これが、わたし達への恵み、救いなんです。これは気休めではありません。本当のことです。
みなさんは、アブラハムやサラのように笑うのでしょうか?
Wカップの蛸のパウル程度の事に捕らえるのでしょうか?
もちろん、笑っても、恵みは来ますから、大丈夫なんですけど、できれば、今から、その恵み、救いをしっかり受け止めて、信じて、敵を愛して、平和を築くものに、なりたいものです。感謝いたします。


お祈りします。