聖書 申命記5章23節~33節、マタイによる福音書4章4節 説教 平和の共同体の心得「神の言葉を取り次ぐ」 人はパンのみで生きるのではない。神から出る一つひとつの言葉で生きる。私が信仰生活を送る意味はここにあります。神の言葉とは何か?本日の申命記では、戒めと掟と法だといいます。「あななたちは、あなたたちの神、主が命じられたことを忠実に行い、右にも左にもそれてはならない。あななたちの神、主が命じられた道をひたすら歩みなさい。そうすれば、あなたたちは命と幸いを得、あなたたちが得る土地に長く生きることができる。」といっています。 神の言葉は、イスラエルの民がカナンの地で長く暮らしていくうえで必要な言葉だったことを意味しています。 紙の言葉は生きるためにあるのであって、守るためにあるのではない、ということを聖書から学びました。唯一の神、偶像礼拝の禁止、安息日、殺すなかれ、父母を敬えなどの十戒、互いに愛し合いなさいも、人が生きるための処方箋だということです。 その神の言葉を取り次ぐことはいつの時代にも毎日本当は必要なことなんでしょうね。 皆様の祝福を祈ります。