申命記17章14節~20節
  マルコによる福音書9章33~37節 
説教 平和の共同体の心得
  「リーダーとは」

 共同体のリーダーとはどうあらねばならないかが書かれています。申命記では私服を肥すことや政略結婚を禁じて、律法を学び、律法に従うようにとあります。十戒が基本でもありましょう。神の言葉に従うことが重要であるということです。神の言葉に従う共同体形成となります。殺さない。両親を敬う。安息日を守る。姦淫しない。嘘をつかない。人のものを欲しがらない。など人として当然のことをするということです。リーダーとは神の教えを学び、それに従う人であるべきだというのです。
 マルコによる福音書には弟子たちが「誰が一番偉いか」について議論していたとき、イエスは語ります。「一番先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい」といいます。

リーダーたる者、才能に長け、司令塔(支配者)としての能力を有する
者のよう思えますが、人として当たり前のことをし、すべての人に仕
える姿勢をもつべきなのだと聖書は語ることに驚かされます。それ
は、イエスキリストの姿でありましょう。
私は牧師でもあり、只越荘では、福祉サービス委員会の長(今年度)で
もあります。

願わくは私もそういうリーダーになりたいものです。