申命記28章1~68節、マタイによる福音書5章43~48節
平和の共同体の心得「神の祝福」

神の声に聞き従うと祝福を受けると本日の申命記には書いています。
地上のあらゆる国民にはるかに勝ったものにする。
町にいても野にいても祝福を受ける。
豊穣、多産で経済的にも恵まれ、何をやってもうまくいく。
人々から尊敬を受ける。
このようなことが書かれているようです。
神の声に聴き従わない場合はどうでしょう。
これとは真逆なことになると語られ、その量は祝福の4倍もあるというのです。
人は神から呪われる方が多いとでも言いたいのでしょうか?
本日のマタイによる福音書には、神様は悪人にも善人にも太陽や雨の恵(祝福)を与えるといいます。
さて、ここで聖書をどう読んだらいいでしょう。迷いますね。
私は神様は生きるための祝福のみを与えて下さっている方だと思います。
呪いは神からではなく、単に自業自得の結果じゃないかと思います。
それを神の責任として神に押し付けている人間。どこまでいっても自己中心的ですね。
でも、そうすることによって、自分の不幸だと思っていることの理由が分かるというのも救いなのかもしれません。そして、それが、不幸の中でも生き続けていく原動力になっていっるということでもあるのかもしれません。
皆様の祝福を祈ります。