民数記27章1~11節 ヨハネによる福音書4章1~42節 説教 平和の共同体の心得「命の為の土地、暮し」 本日の民数記には女系家族に継ぐべき土地が与えられたことが記されています。ヨハネによる福音書にはある男性と同棲している女性(以前5人の夫がいた)とイエスが対等に話をし、礼拝する場所はどこでも可能だということを話していきます。当時女性は男性と同じ権利はありませんでした。しかし、なんと、2000年以上前から、女性でも生きるために土地を所有すること、愛する者と同棲していても礼拝について神と語り得る資格があることを本日の聖書は示しているように思います。 最近、神は命と同義ではないかと思っています。土地や財は生きるために必要なものです。暮らしそのものも命を育むためにほかなりません。礼拝とは命を拝む行為、命あることに感謝する行為、命を愛する行為であると思います。 今、ガザやイスラエルで起こっていることは神を否定する背信行為です。一刻も早く戦闘を放棄し、命を大切にする暮らしに変わっていって欲しいと思います。 みなさまの祝福をお祈りします。